防犯

防犯プロジェクト2006年末での報告

プロジェクトの具体的機器の開発は色々なところが興味を示してくれましたが結局今のところ有望な試行錯誤は3通りあり、何とかやって見ようという方向で動きだしました。 一つは3年ほど前から試みてきたもので、スーパーなどの防犯会社の方が戸建住宅の防犯に…

欲しい具体的機器類と試みた機器

前回のブログを読んでいくつか情報を寄せていただきありがとうございました。 その中から一つ赤外線で感知して携帯にメールで写真を送ってくれる機器の情報をご紹介します。 http://panasonic.biz/netsys/netwkcam/lineup/hcm371.html ここのカメラは約3万…

現段階での実現性

面白みも色気もないと評判のよくないこの防犯ブログを続けていて、数人の方からもうそのような装置は出来ているんじゃない?とよく言われます。確かに一つ一つの装置はあります。それを組み合わせれば簡単じゃない、と思われるみたいです。ところがどっこい…

警報と処置の種類

前にも少し述べ、多少繰り返しになりますが警報の処置は日中の不在時と在宅時、それと夜間とで多少違います。 不審者の映像が送られてきたら、見かけない近所の人だといけないので念のため最初は『どちらさまですか、ただいま応対できませんのでお引取り下さ…

敷地周囲と建物開口部外回り防犯処置

通常今日の住宅には殆どの開口部に不法侵入を防ぐ何らかの建築的処置を施しています。 敷地周囲には土地の境界を示すフェンス又は塀もしくは生垣等を設けます。これらは意図的な侵入者に対して侵入防止としての実質的効果はなくむしろ住人の意思表示の意味合…

建物周辺の防犯エリア設計の考え方

相変わらず色気も面白みもない文章で申し訳ありませんが、一段落がつくまでしばらくはご容赦ください。 このプロジェクトの防犯方法の前線は建物外周と境界線までの間です。その間に入ってきた不審者を確実に感知することです。 ところがそこには客もくれば…

このシステムと不審者感知のポイント

この防犯システムのポイントは先にも述べたとおり、建物に入る前に退散していただくということです。窓ガラスや玄関ドアなどを壊す前につまり家屋に傷つける前に退散願うことが第一です。次に不審者の映像記録を残すこと、その次にそのことによってその地区…

画像が送られてきたら 

携帯電話やパソコンに不審者が写っている画像が送られてきたら。 カメラのそばに設置してあるスピーカーであらかじめ録音しておいた数種類の音声の中から『誰ですか』などという文言を携帯電話から選択して発生させる指令をします。二度目に送られてきた画像…

不審者の発見方法

自分の敷地内に入って来た不審者を発見するには まず敷地内の家の周囲を警戒区域とそうでない所とに明確に区別しておきます。例えば門前のインターホンを押すスペースや水道電気ガスメーターの検針者の入ってくるところは門扉やフェンス等で区別して設計しま…

地域での防犯機能

地域コミュニテイーの果たす防犯機能の本質は不審者を見出だし見張ることです。 コミュニテイーが成立しているところは不審者がすぐわかりますがそうでないところでは不審者かどうかが見定められないためやすやすと不審者の立ち入りを看過してしまいます。不…

最善の防犯装置は地域コミニティー

隣近所が親しく常に挨拶を交し合っていた時代は、不審者がすぐわかり犯罪は殆ど起こりませんでした。最近はその近所の目がうっとうしくなりお互い見て見ぬふりし関心も持たず、挨拶すらしない方も増えています。地域によっては隣の人の顔すら知らないという…

住宅警備会社がなぜ住宅に侵入する前に警備活動をしないのか?

普通は窓の中の障子の縁にマグネット等を付けていてそれが離れたときに異常を知らせる仕組みになっています。あるいは内部の壁等の人感センサー等でキャッチして知らせます。これらは内部にしかつけられません。外部に取り付けると雨や湿気あるいは猫、鳥、…

なぜ打倒警備会社と命名するか。 スピード違反取締りの“ネズミ捕り”的やり口が嫌いだからです。犯罪を犯すのを待って取り締まるより犯罪を犯させない手を打つほうがいいと思うからです。今の警備会社の住宅警備契約は家の中に入って来てから警備会社が動き始…

打倒警備会社

長いこと住宅設計の仕事をしていて何が一番難しく変化したかというと防犯への対処ではないかと思います。昔は開口部に鍵を忘れずにつけせいぜい玄関に二重ロックをつけるかどうかぐらいですみました。今は雨戸をつけるか、シャッターにするか、ガラスを防犯…