2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

新小岩の家

結設計のホームページを更新しました。 設計事例に「新小岩の家」を追加しました。 閑静な住宅街に建つ4人家族のための住宅です。お子様がまだ小さいということもあり、今後の生活の移ろいを視野に入れ、玄関から2階にかけてをほぼ1室状態とすることで包容力の…

石岡のお祭り

9月半ばに故郷の茨城県石岡でお祭りがありました。聖武天皇の時代、常陸国の国府がおかれた石岡に古から続く常陸国総社宮の例祭です。幼い頃は出店にばかり目が奪われましたが昨年15年ぶりに見た山車や獅子舞に遠い記憶が蘇り、郷愁を覚えた今年は祭りの「…

瞑想の森

岐阜に行く機会があって、各務原市にある建築の“瞑想の森 市営斎場”を見ようとレンタカーを借りたときです。レンタカー屋さんの話では多分その住所では車で10分か20分くらいだろうとの事でした。備え付けのカーナビに瞑想の森とその他いくつか目的地を入れて…

インカ・マヤ・アステカ文明展

[:W200] 先日上野にインカ・マヤ・アステカ文明展を見に行きました。やはり思ったとおり、メソアメリカ文明のブーム到来の様子です。たまたま早起きして出掛けたので入場の列に並ぶ事は避けられたのですが、博物館を出てみてびっくり!入場待ちの列ははるか公…

夕日を待つ

日の出を待つというのは元日の初日の出や登山などで聞くことはありますが、夕日を待つということは意外に少なく、気付いたら空が紅くなっていたという場合が多いように思います。夏に行った旅行では、日の高いうちからきれいな夕日が見られそうだと予感して…

MからSへ

今まで自分はMと思っていましたが、最近ではもしかするとSかもしれません。念のために言っておきますが、これは服のサイズの話です。先日、洋服屋でズボンの試着をする際いつものようにMかLサイズ位だと思っていましたが、試着してみると丁度良いサイズ…

少し前の本ですが、タイトルにつられ「やさしさの精神病理(大平健氏著)」を読みました。「やさしい」というのは非常に曖昧な表現であり、「××にやさしい※※」と言ったとき、「やさしい」が何を意味するのかは「××」「※※」によって変わってきます。例えば「…

そろそろ秋?

ここ数日かなり暑い日が続きました。次の日曜日は秋分の日ですから、そろそろ涼しくなって欲しいですね。 そんな期待を植物もするのでしょうか、自転車通勤の途中のいちょう並木では銀杏が落ちはじめていました。銀杏を踏まないように自転車を進ませている自…

台風9号

[ [ ↑増水した二子玉川(南) ↑いつもの河原(北) 先週の台風9号は例年にない大型でした。工事中の「桜新町の家」と「つくし野の家」が共に地下の鉄筋コンクリート工事の最中で台風の被害が心配されましたが、現場は万全の対策をとった為、全く問題ありま…

住みこなし力

二年ぶりに訪ねた仙谷望楼は凛としたままでした。今日、工務店さんの点検に同行して久しぶりに訪れてきました。二年も経つとどの住まいも住人の味が色濃くなり始めます。その人なりの住まい方を見せていただくのは何となく楽しいものです。 今回感心したのは…

読書の秋

ようやく涼しい風が感じられるようになって来ました。毎年この時期が一番爽やかで気持ち良く好きな季節です。読書の秋ですが、空気が気持ち良くほとんど読み進まずに寝てしまう事が多く、どちらかと言うと居眠りの秋です。最近読んだ本ですが、爽やかな季節…

写真は新宿の高層ビル群にあるカフェのガラスの屋根です(数日前のブログのメダカの写真を見て思い出しました)。水の底にいるような感じで、次々にできては消える水の輪が綺麗で、雨音を聞きながらずーっと見ていた覚えがあります。先日遅ればせながら訪れ…

ものをつくる

昨日、故黒澤明監督の映画「生きる」がドラマ化されてTVで放映されたのを観ました。ストーリーは端的に言ってしまうと、末期がんの宣告を受けた初老の男性がそれまで無為に過ごしてきた日々を後悔し、残り短い余生を生きる意味を見つけ懸命に生きるという…

父親の役割

また風邪をひきました。今まで生きてきた中で最も多く風邪をひいた年だと思います。原因は保育園で子供が貰って来た風邪がほぼ100%私にもうつるからです。嫁の両親にかなり子供の面倒をみてもらっていて、接している時間が一番短い自分が毎回真っ先に風邪を…

雨に見る人間性

台風前の大雨の中、老婦人が傘を1本余分に持ってバスを待っているという光景を目にしました。恐らく誰かを迎えに行く途中でさほど珍しい光景でもないとは思うのですが、雨の激しさと老婦人の何とも言えぬゆとりのある表情の対比が妙に心に残りました。コン…

山道を登りきると、大きな社がありました。 茅葺きの大きな屋根がかなりの迫力です。(加藤)

夏の終りの岬にて

[ [ 先週は「真間川の家]と「房総・岬町の家」にて雑誌の取材がありました。日曜日の岬町の家は天気が非常に良く、青い海の水平線が設計の意図を暗黙の内に示してくれて、言葉は不要でした。なのでテンポ良く撮影が進む傍らで、さわやかな風を受けながら初秋…

空を飛ぶ“めだか”

この写真がなんだかわかりますか。 めだかの向こうに空と雲が見えます。 この住宅設計の中で個人的にどうしてもやりたかった二つのうちの一つでした。 二階にある池の中を泳いでいるめだかを下の一階からから撮ったものです。計画中、庭の構成上や防水上、あ…