2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

吸音天井

2階居間天井の小幅板張りがほぼ終了しました。小幅板の内部には、パーフェクトバリアという綿状の吸音材(本来の用途は断熱材)を入れて吸音する構造になっています。 室内には意外に音があふれています。例えば話し声、台所の水音、テレビの音、オーディオ…

ここはどこでしょう?

[:W150] [:W150] 茅葺の大屋根にワラ入の土塀。風情ある郊外の史跡?実はここ、世田谷区深沢の住宅街なのです。先月完成した住宅がこの近くにあり現場も完成近くになった頃に、自転車を購入した事もあって現場の周辺をウロウロ散策していたところ、この建物…

打倒警備会社

長いこと住宅設計の仕事をしていて何が一番難しく変化したかというと防犯への対処ではないかと思います。昔は開口部に鍵を忘れずにつけせいぜい玄関に二重ロックをつけるかどうかぐらいですみました。今は雨戸をつけるか、シャッターにするか、ガラスを防犯…

ぶあいそう

旧白州邸 武相荘に行ってきました。ちょうど雨がやみ建物も庭もしっとりとしてなんとも言えない雰囲気です。この辺りに点在していた農家を購入し、修理して移り住んだと言う事ですが建物は自然と住まう人の人柄を纏って独特の性格を帯びているように感じます。…

格子の魅力

鎌倉を散歩中、思わず立ち止まって見とれる素敵な格子戸の家を見つけました。設計中の住宅の土間に格子戸があるせいか、歩いていて良さそうな「格子」を見かけると、離れて眺めてみたり、近づいて測ってみたりしてしまいます。街中で目につく格子といえば、…

防音シートがつくる風景

現在、事務所のあるマンションの隣では古い木造の家屋が取り壊され、新しいマンションが建設されています。あたりを見渡せば、日本橋では最近解体・新築工事があちらこちらで見られ、オフィスビル、マンションに並び、防音シートもこの街の風景の一つとなっ…

我が家

[:W150] 3月に現在の住いに越してから4ヶ月が経ちました。日々、建主の生活の場を提案し、設計していますが、ほぼ毎日寝に帰るだけの我が家のことに関してはなおざりになりがちです。ゆっくり選ぼうと思いながらいまだに寝室以外の部屋にカーテンが付いてい…

木を探す

現在工事中の物件の表札に使おうと思っていたハラカンダ(ブラジリアンローズウッド)が、なんと1992年にワシントン条約により原材が輸入禁止になっていたことを今更知りました。ギターによく使われていたのでそれほど珍しい物だとも思っていなかったのです…

市川の家

2階軒裏の小幅板が張られました。 2階居間の天井も同じ小幅板を張っていきます。 大工さんは、上を見上げて板を1枚1枚張っていくので大変です。(加藤)

左官教室

スタッフ全員で外壁の左官材屋さんの会社を訪問しました。 骨材入カラーセメントの掻き落しや櫛引きを実際に体験。 コテの返しが難しい…。櫛目を出す加減もなかなか…。 職人さんの技を身をもって経験する機会になりました。 東京壁材さん、いつもありがとう…