現場

天井の野縁組

湘南の家の天井の野縁組工事が始まりました。野縁というのは、天井板などを張るための下地の骨組のことです。 この天井は、一般的な水平天井と違い、屋根勾配と同じ勾配の天井になるので、野縁も斜めに上がっていく様になります。 少しずつ出来上がる空間が…

監督の背中

[ 監督の背中が見えます。お茶や菓子も見えますが、ポリフィルムで囲まれたこの部屋は一体何でしょうか?寒い季節には有難い事にこの現場にはRC車庫があって、この場所を現場休憩室兼打合せ室にしてあるのです。通常の住宅でなかなかこのような場所を確保…

春霞?

うららかな午後。春霞む荒川…。 …と思ったら野焼きの煙でした。 黄色にピンクの輪。現場にも春の色を発見!? これはカラフルなスペーサー。「荒川沿いの家」では鉄筋コンクリート工事が進行中です。 今日も穏やかな晴れの天気。そろそろ桜も咲くのかな?(中…

花粉症始まった?

今年初めのこと。佐倉惣五郎を祭った成田市の宗吾廟堂にお参りに行きました。写真がその本堂です。平入りの屋根ど真ん中に妻飾りのあるちょっと異様な屋根をしています。 お参りの時やけにくしゃみが出て、風邪かな、それとも流行のノロウイルスかなと思って…

FM工法の建込み2

FM工法の建込みの途中段階の写真です。壁パネルが整然と並び間近でみると迫力があります。(萩原)

冬のつくばにて

昨年末、約1年ぶりに「扇居−せんきょ−」(つくば市)を訪問しました。広い敷地の大半を畑と殖栽のスペースとして計画したその庭には冬期ながら様々な野菜やハーブが育てられていました。レンガで曲線状に仕切られた花壇は建主さんお2人で造園された傑作で…

幣串(へいごし)

13日は成田市で棟上げ式がありました。棟上げは何度立ち会ってもなぜかうれしいものです。頭の中で描いていたイメージの骨格が具体的に目の前で出来上がっていくものですからやはり感動してしまいます。それに建築は軸組みの構造だけの方が余計な飾りや仕…

FM工法建込み

本日より今年も本格的に仕事が始まりました。 現場の方も年明けから集成材工法の建込の初日ということで身の引き締まる年明けとなりました。正月の飲み食いで腹巻をしたようになってしまった腹も引き締めたいものです。とビーフジャキーを噛みしめながら書て…

上棟

先日担当の現場で建て方を行いました。伸び上がるように建つ骨格はそれだけで格好良く、それとも何もまとっていない故なのか、力のある姿をしていました。これから屋根がかかり、壁が立ち上がり、人の居住する場となっていきます。 同日、上棟式も行われて建…

気付かぬための気遣い

写真を見て何か違和感を感じるでしょうか。 実は一般的な玄関ドアの内観にある何かがありません。 実はこの事例はその何かを隠すために今まで使ったことの無い金物を採用したのですが、上手く機能してくれなかったためにこれからその何かをつけなければなり…

屋根の上

監理業務で、工事中の屋根の上に上がり防水のチェックや屋根材の葺き具合を確認します。その時見る屋根の上からの風景は、家の窓を通して見る風景と違いますね。 開放感が抜群だからでしょうね。屋根工事期間限定のちょっと得した気分です。(加藤)

現場の醍醐味

先月末、「玉川の家」が竣工しました。一緒に仕事をするのは初めてとなる地元の工務店さんでしたが仕事熱心な現場監督さんを始め職人さんの丁寧な仕事のおかげで近所でも評価の高い家が出来ました。大工の棟梁はいつも穏やかで、他の職人さんが作業上「これ…

取手の家の夕方

陽が短くなりました。時間は17時前でも真暗です。現場は暗いからといって仕事をやめるわけにもいかず、写真のように強力なライトで照らしながら作業します。ところで撮影時の夕景は室内の明かりが室外に漏れているのが普通なので、こうして外から照らされた…

房総・秋の小旅行

小春日和の今日は春先に完成した「岬町の家」の撮影に出かけました。九十九里の海をパノラマで見渡せる小高い丘の上に建つこの家では居間を中心に各個室や洗面室、浴室からも海を眺めることが出来ます。10月にも1度撮影を行っていたのですがその日は薄曇り…

製作照明器具

先日内覧会を行った「市川の家」の設計していたとき、小幅板の勾配天井(吸音仕様)に合う、ダイニングテーブル上につけるペンダント照明器具を探しましたが、なかなか「コレだ!」といったものがありませんでした。そこで、小幅板と同材で照明器具を作って…

コンクリート打放し

担当の現場でコンクリートの打設がありました。コンクリート打放しというと、ツルっとしていて無駄が削ぎ落とされたようなイメージを想像されることが多いですが、その中身は、鉄筋が無数に走り(実際は「無数」ではなく全て計算されたものですが)、コンク…

反復配置

建築の現場ではつくるものが大きいために同じ部品、部材を多く使うのですが、それらは構造上や合理性から均等に配置されることが多いです。部材の反復配置は大きい範囲で続くとそれだけで美しく、力強さを感じてしまいます。 写真は現在進行中の現場の鉄筋コ…

根切り底

担当の現場で根切り(地盤の掘削)工事を行いました。写真で見られる掘削面の上にはこの後基礎が載ることになります。地表より下のこの部分は建物が建ってしまえば今後目にすることはない部分ですが、この面で建物の荷重が基礎から地盤にリレーされることを…

「市川の家」

先日竣工した「市川の家」の2世帯それぞれの建主さんに、9/26のブログ記事にコメント頂きました。 ありがとうございます。すごく幸せな気持ちになりました。 「家づくり」は楽しいですね。 お知らせ 建主さんの御厚意により、この「市川の家」(2世帯住宅…

引渡し。

「市川の家」が竣工し、土曜日に引渡しがありました。建物が竣工して、無事建主さんに引渡せると、何回経験しても幸せな気持ちになり、そしてちょっぴり寂しさを感じます。 建主さんご家族のうれしそうな笑顔を見ていると、こちらもうれしくなってきて、この…

トップライトに照らされて・・・。

:W150 トップライトの明かりの元、横たわるこの物体は・・・?現在工事中の「玉川の家」では2階の暖気を1階床下に送る計画をしています。トップライト廻りの暖気や大きな開口のある2階居間の暖気を吸い込み1階床下へ送風します。日中ファンを廻しておくだけ…

祝・上棟

建て方の日を迎えました。写真は屋根の一番高い位置にくる棟木がかけられた時のものです。基本設計からこの日までの行きつ戻りつ(?)の進捗に比べると、大勢の職人さん達の手によって図面上のものが3次元化されていく様子は、グイっと数段シフトチェンジ…

浅草の現場

左側は外観、右側は4階からの浅草の町の眺めです。 昨日、引渡すことが出来ました。 担当者として工事中は自由に出入りでき、まるで現場は自分のもののような感覚でいる のですが、引渡した時から現場ではなくなり、建主さんの生活の場となります。 そして…

涼しい・・・というより寒いです。

:W200 昨日から雨が続き、肌寒く感じますね。夜寝るのには助かるのですが、雨が続くと外構工事が進みません。 竣工間近の市川の家の残る工事は、殆ど外構工事のみという状況ですが、天気予報によると雨がさらに続くようで困りました。天気には勝てませんね。…

浅草の現場

RC4階建の現場の足場がはずれました。 外部は打ち放し仕上げです。 これは下から見上げた写真です。 まもなく?完成します。(萩原)

上棟(取手の家)

少し(かなり?)前ですが、取手の家が上棟しました。 現場は広々としており、緑と青い空の下にシンプルな架構が出来上がっている様は清々しく、心なしかクレーンまで伸び伸びとしているように見えました。 余談ですがこのクレーン、フランス製でワイヤレス…

市川の家 もうすぐ完成

外壁仕上げが終わり足場がはずれ、ついに外観が現れました。もうすぐ完成です。 外壁は、オリジナルの左官仕上です。(加藤)

基礎を支える

何事も基礎が大切、という言葉があります。建築ではその大切な「基礎」をさらに支えているのが、地盤です。人は死んだら土に還ると言ったりしますが、私たちが立って歩いているこの「地」には、地面、地表、大地、地盤、地べた、地皮、などいろいろな呼び方…

基礎とホールダウン金物

基礎と柱を繋ぐ金物にホールダウン金物があります。柱の浮き上がりを押さえる接合金物のひとつです。 ホールダウン金物は、本来、基礎からボルトを出しておく必要があります。そのため基礎のコンクリートを打つ前にホールダウン金物用のボルトを設置するので…

FLAT N ASAGAYA

7月31日の市川の家で紹介された小幅板の吸音天井を施工している写真です。左上に見えている白い部分はパーフェクトバリアという断熱材でこれが吸音効果をもたらします。全体に見える黒い部分は不織布でこれは野縁とパーフェクトバリアを隠すためのものです。…